2015年4月28日火曜日

5つの構成

最近、投稿型のRF販売(著作権フリー販売)のサイトが増え始めて、
ネットを介して様々な形で発注できたりして凄い勢いで進化を遂げてるビジネス。

この手のサービスを意識し始めたのも、イーズメーカーさんにたまたま投稿した、
「獅子舞ダンス」っていう曲なんすけど(笑)、売り込みとかじゃなく運営会社さんから、
直々にメールでご連絡を頂きそれ以来ずっとお世話になっております。
RF販売の動機にもなったイーズメーカーさんには感謝しております。

その後も販売拡大をさせるため、他社のAudioStockやmotionelementsなどで、
販売しており、あともう一社と現在契約の準備をしているところです。

投稿型の販売はクライアント側・クリエイター側双方にメリットがあると思います。
が、しかし実体験で思った一つだけダメだなと思うところがあります。
それはコンペ形式のことです。
コンペとは文字通り、コンペティション。
クリエイターは企業側の構成の資料や参考映像を基に制作し、
そこから依頼した企業がイメージに近いものを選ぶ、ということですが、
約2分弱のオープニング映像のBGMを制作するコンペに参加した時のことでしたが、
5つのシーンに分かれて、テンプトラック(既成音源)を基にイメージを膨らませていく形で、
制作をするというものでした。
当然シーンごとにBPM(テンポ)や楽器の編成、ジャンルなどかなり波がありました。
運営会社の規定では、選出されなかった楽曲は投稿しても問題はないとされました。
しかしながらクリエイター側目線だと、発注通りに固められた構成の曲は使えないのです。
担当者に聞けば過去に幾度もこういうケースは多々あったと説明されましたが、
物量は1テーマとして制作されるBGMより多いでしょう。

これでこういうこともあるのかと思い今後から気をつけないと思いました。
対策としては、シーンごとに変わる曲は、ライトモチーフの段階ですでに
たとえば5つの構成があったとすれば、1構成の曲の前後をあらかじめ作編曲し、
イントロ > Aメロ > Bメロ > サビ > 間奏 > Aメロ > Bメロ > サビ > 間奏 > Cメロ > サビ > アウトロ
という具合に仕上げとく。
例えコンペに選ばれなくとも、5つの楽曲を売る事ができる。

作り方に関してもっと勉強しなきゃなと思ったしだいです。




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キャッシュの動きを見るためなのかな。

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