某制作会社にて、担当話数のアニメのCGカットのチェックが続いた。
複数社絡んでいることもあってそれらとの整合性もチェックしなきゃならん。
普通は3D監督という品質を保つ人がいるのだがなにせよ2レーン体制なことから、
外様の私がなんで請けることになったのか。
やはり使いまわせる場面の背景は3Dというのも増えて、1話で100カット超えるのは
はざらという。
ノウハウは10年前初めてアニメ制作現場で3Dスタッフとして関わってから、
それなりに蓄積はしてある。
しかし技術面でカバーできても、人材難ってのはどこも同じで。
そもそも国内の牌は大きくなく限られた人材をいかに囲えるのかという現状。
それに加えて、3DCGと言っても<アニメ><ゲームCG><実写>
表現方法・専門分野が多岐に渡りワークフローも全然違う。
個人的にジャパニメーション分野の3DCG専門って5つの中でも少ない気がする。
と言いながらチェックも終わる。
時刻は日付が変わり26時。
遅めの夕飯は近所のコンビニのパスタと豆乳(OLか)
ホテルとるのも忘れてて、そろそろ東京に作業場を構えようかなと考えつつ、
仮眠室で寝た。
仮眠室といっても余った部屋で寝具などないイスもテーブルもない会議室みたいなとこ。
会社は空気が乾燥してるので部屋に水を汲んだバケツを用意。
(13年前教わった)
起きて身支度してムービーデータをもらい、次の会議へ。
その前に散髪。
そのごタクシー内でホテルの予約サイトをみる。
ビジネスホテルはどこも満室。
価格設定を上げたらあった。しかし全室スイートなとこ。
新宿まであと30分。いま決めないとやばいよなあ…と思ってたら寒気が。。
飛び込みクリニック。医師「風邪ですね。」
ラッキーなことに企画会議が夜になったので、
チェックインまでクリニックでビタミン注射と点滴打って寝かしてもらう。
その後三田のホテル着。
いっちょまえにスイートへ。
いざ部屋にはいるとこれがスイートか…でした。
今日の1日の行動をノートをみて振り返る。
アニメーション制作会社の仮眠室で起床→床屋で冷やしシャンプー→アイスコーヒーを買い→冷えてますステッカーのタクシーに乗ってコーヒー飲む→新宿降りると寒気がする→クリニックに診断→風邪
どうやらコンボで「冷」が効いたっぽい。
医者も慣れてるのか、土地柄制作会社も多いので慢性的な疲れもあるとか言ってた。
3K職業、8K職業ともいわれる、映像制作・CG制作・番組制作の現場を
ずっとやってりゃそりゃなるわな。
昼飯時も過ぎ、ルームサービスのサンドを喰らう。
ヴーヴ・クリコもと思ったが、薬を服用したのでガマン
ひと段落し、モバイルワークステーションを開き作業、作業。
ふと考える。昼の会議が夜になる。夜からは別件のアニメCGカットのチェックがあった。
あれ??寝れなくね??
そこから急いで風呂入り着替えて、速効ベッドにダイブした。
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